自由気ままなナベ日記

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肩の骨の骨折、上腕骨近位端骨折について

 今回は肩から腕にかけての骨、上腕骨近位端骨折についてまとめます。

上腕骨近位端骨折ってなに?

 上腕骨近位端骨折とは肩から肘までの骨、上腕骨の肩に近い部分の骨折です。

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 上腕骨近位端の構造はこんな感じです。

 

 上腕骨骨頭の部分が肩甲骨などと関節を作って肩関節と言われます。

 

 ちなみに体幹に近い方が近位、骨の指先に近い方が遠位と呼ばれます。どこの骨もそうです。

 

 上腕骨近位端骨折は上腕骨の体幹に近い部分、上腕骨の近位の端っこが骨折する障害です。

 

 上腕骨近位端骨折は骨折の中でも受傷が多い骨折です。

 

 全身の骨折の中でも4〜5%の割合を占めます。

 

 上腕骨近位端骨折のほとんどが、転んで肩を直接強打する事、肘を伸ばしたまま手をついてしまうと事で骨折します。

 

 また、特徴として骨粗鬆症の方が多い事、女性に多い事が特徴てす。

上腕骨近位端骨折の症状は?

 上腕骨近位端骨折の症状は

 

  • 痛み
  • 腕が上がらなくなる
  • 骨折した部分のズレが大きければ、大きいほど可動域に障害が残る
  • 日常生活が困難になる

 

 骨折なのでこんな症状がでます。

 

  また、骨折した部分のズレが大きければ

 

  • 血行が悪くなる
  • 骨頭が壊死する
  • 骨折した部分がつかない、偽関節という状態になる
  • 肩の機能に障害が残る

 

事があります。

 

 骨折の重傷度の判断基準として、Neerの分類というレントゲンの判断基準が使われます。

 

 このNeerの分類によって、障害度や上腕骨近位端骨折が細かく分類されます。

上腕骨近位端骨折の治療は?

 上腕骨近位端骨折の治療はNeerの分類によって決められます。

 

  •  骨のズレが少なければ保存療法が選択さ、安静や三角巾による固定、バストバンによる固定が行われます。
  • 骨のズレが大きければければ、プレート固定、髄内釘固定という大きな釘で固定します。
  • また、ズレが大きすぎたり、粉砕骨折の場合は人工関節が選択されます。

 

 固定後や手術後はもちろんリハビリが必要になります。

 

 時期によってリハビリの内容は決められていますので、それを守ってリハビリを行なってください。

 

 以上、上腕骨近位端骨折についてでした。