自由気ままなナベ日記

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膝の中も骨折する、脛骨高原骨折について

 今回は膝の中の骨折、脛骨高原骨折についてまとめます。

脛骨高原骨折ってなに?

 脛骨高原骨折とは膝関節の関節内が骨折した状態。

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 膝の関節は上の大腿骨と下の脛骨で構成されています。

 

 脛骨高原骨折は下側の脛骨の骨折です。

 

 脛骨高原骨折は交通事故やスポーツ時の強い力がかかっると起こったり、高齢者でも骨粗鬆症がある場合に転倒など軽い衝撃でも起こります。

 

 膝関節内への捻る、圧迫などの衝撃により脛骨側の関節の中、関節面というと場所が骨折や陥没が起こる骨折です。

脛骨高原骨折の症状は?

 脛骨高原骨折の症状は

 

  • 骨折直後から体重が痛みによってかけられない
  • 膝を動かさない
  • 腫れる
  • 皮下出血
  • 関節の変形

 

が起こります。

 

 また、膝の衝撃、ストレスが強ければ

 

  • 半月板損傷
  • 前十字靭帯靭帯の損傷
  • 後十字靭帯の損傷
  • 内側側副靱帯の損傷

 

が起こります。

 

 半月板損傷や靭帯は膝の安定性に必要な組織なので、半月板損傷や靭帯が損傷すると膝関節に不安定性が出ます。

 

 まれではありますが、毛細血管が詰まって神経、筋肉、皮膚の循環が悪くなるコンパートメント症候群や血管や神経の損傷をする場合もあります。

脛骨高原骨折の治療は?

 脛骨高原骨折は損傷度合いによって保存か手術に分けられる。

 

  • 保存は骨がズレていない事と骨の陥没のみ場合
  • 基本的に強い衝撃で起こるので手術が必要
  • 症状が強い場合は、軟骨の損傷、神経、血管の損傷がある場合が多いので手術をしてもうまくいかない場合がある

 

 リハビリは基本的に手術やギプス固定などの後の

 

  • 可動域訓練
  • 筋力強化
  • 荷重訓練
  • 動作訓練
  • 生活指導

 

がリハビリの流れになります。

 

 以上脛骨高原骨折についてでした。

関節が硬くなる原因はたくさんある

 今回へなぜ関節が硬くなるのか、関節が硬くなるのか原因をついてまとめます。

関節が硬くなる事を拘縮と言う

 関節が硬くなるのか事を拘縮と言います。

 

 拘縮(こうしゅく)は関節の他人に動かされても、自分で動かしても関節が動かない状態です。

 

 関節が拘縮してしまう原因は

 

  • 筋肉の柔軟性の低下
  • 脂肪や軟骨の変性
  • 関節軟骨の不整
  • 関節を包む袋が硬くなる
  • 皮膚が硬くなる
  • 神経の滑走性
  • 神経の癒着

 

などさまざまな問題が関節を硬くします。

 

 運動やストレッチなどで改善できるのは筋肉の硬さや皮膚、神経の硬さです。

 

 その他の原因は一度なってしまうと元通りには治りません。

 

 関節が硬いからと言ってむやみやたらにストレッチや無理な可動域訓練は、関節を痛めてしまう原因にもなりやすいです。

 

  軟骨の変化は改善はできませんが、ある程度防ぐ事ができます。

 

 関節軟骨は血管がありません。

 

 そのため関節軟骨は関節の運動や体重の負荷がかかった時に、関節の中の滑液と言う液体が関節の中に入ってきます。

 

 その滑液が関節軟骨に栄養を送ります。

 

 なので関節を動かさない、体重をあまりかけない事が長期間あると関節軟骨の栄養が不足してます。

 

 その結果、関節軟骨が変化して関節が硬くなってしまいます。

 

 この関節軟骨の変化は良くなりません。

 

 なので、関節を硬くしないためには運動が大事ですよ。

膝のお皿は脱臼する

 今回は膝のお皿の脱臼、膝蓋骨脱臼についてまとめていきます。

そもそも膝のお皿の役割は?

 膝のお皿、膝蓋骨の役割は膝の衝撃吸収と大腿四頭筋の力を発揮しやすくしている。

 

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 膝蓋骨は上の画像にあるように膝の前にある骨です。

 

 膝のお皿、膝蓋骨の役割は主に2つあります。

 

  • 膝への強い衝撃の吸収
  • 膝を伸ばす筋肉、大腿四頭筋の力を発揮しやすくする

 

役割があります。

 

 膝蓋骨は膝への前から強い衝撃を防ぐます。

 

 事故や転んでしまって膝をついてしまうと、この膝蓋骨が膝を守って良く折れてしいます。

 

 もう一つは膝を伸ばす筋肉、大腿四頭筋の力の発揮を効率良くするためにあります。

 

 なぜかというと、ややこし説明が多いので割愛させてもらいますが、とにかく膝蓋骨がある事で大腿四頭筋の力が効率良く発揮されます。

 

 膝蓋骨は可動性があり、可動性が低下する事によって大腿四頭筋の力も発揮しにくくなるので、膝蓋骨の可動性低下には注意してください。

膝蓋骨脱臼はどんな症状?

 膝蓋骨の症状は

 

  •  膝に力が入らないので膝が崩れるような感覚がある
  • 膝のお皿、膝蓋骨が異常に動く
  • 膝の可動域が低下する
  • 体重をかけるときに痛い

 

などの症状が出ます。

 

 膝が崩れる理由として膝蓋骨の膝への前からの支えがなくなってしまうので、膝が前への力に耐えられなくなってしまい膝が崩れてしまいます。

 

 また、脱臼する時にこんな状態になります。

 

  • 音が鳴って脱臼する
  • 膝の内側に付いている靭帯が損傷する
  • 膝の上の方が痛む
  • たまに骨折をする
  • 腫れる

 

など脱臼した際はこんな状態になります。

膝蓋骨脱臼の原因は?

  まだ、はっきりとした原因はわかっていない。

 

 実は膝蓋骨脱臼の原因ははっきりわかっていません。

 

 でも、膝蓋骨が外側に脱臼する事が多いので何かしらの原因はあるとされています。

 

 原因と思われる事をあげます。

 

  • 膝はもともとO脚の力がかかっているので膝蓋骨が外側に動きやすい
  • 膝が曲がる事によって膝蓋骨が外に逃げるように動く
  • 筋肉の内側と外側のバランスが崩れやす
  • 運動中に膝を外側に捻るとなる

 

などの原因があります。

 

 また、若い女性が多くなりやすく、男性の1.5倍の発生率だと言われています。

 

 また、膝蓋骨脱臼は急性、反復性、恒常性の種類に分けられます。

膝蓋骨脱臼の治療は?

 基本的には保存で治療します。

 

  • 包帯、装具、ギプスなどの固定
  • スポーツ選手では靭帯の再建術
  • リハビリは大腿四頭筋の筋肉を鍛える

 

事が治療です。

 

 膝蓋骨脱臼はそれほど多くはありません。

 

 膝のぐらつきなどがある場合などは、膝蓋骨脱臼がある可能性がありますので参考にしてみてください。

事故や転倒でよく起こる大腿骨頸部骨折について

 今回は事故や転倒でよく起こる股関節の骨、大腿骨の頸部という部分の骨折についてまとめます。

大腿骨頸部骨折ってなに?

 大腿骨頸部骨折は股関節の骨、大腿骨の頸部という部分が折れてしまう骨折。

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大腿骨の頸部はまるで囲んだ部分です。

 

  事故や転倒する事によって、ここのくびれに外からの衝撃が加わって骨折します。

 

 事故などの強い負荷がかかって骨折する人は若者に多いです。

 

 逆に転倒などの弱い負荷で骨折するのは高齢者が多いです。

 

 大腿骨頸部骨折の90%が転倒で起こると言われています。

 

 転倒で起こるという事は、高齢者に多い骨折という事になります。

 

 高齢者の場合は骨粗鬆症や栄養不足によって、骨がもろくなっている場合が多いので、骨折しやすくなっています。

大腿骨頸部骨折の症状は?

 大腿骨頸部骨折の症状、特徴は

 

大腿骨頸部骨折の症状は

 

  • 激痛
  • 可動域制限
  • 筋力低下
  • 歩行困難
  • 足が短くなる

 

などの症状が出ます。

 

 大腿骨頸部骨折の特徴は

 

  • 骨折部分が治りにくい
  • 骨壊死になる場合もある

 

大腿骨頸部には多くの血管があります。

 

 そのため頸部骨折を起こすと、大腿骨への結構が遮断されるため、大腿骨がそ血状態になります。

 

 血が通わないと、骨を形成するための栄養が足りなくなるので骨がつかないどころか、壊死が起こってしまう場合があります。

 

 また、大腿骨頸部は関節の中にあるので骨を包んでいる骨膜がないので、骨ができにくくなっています。

大腿骨頸部骨折の治療は?

 大腿骨頸部骨折の治療は90%が手術。

 

 大腿骨頸部骨折の治療は

 

  • 約90%は手術が選択されます。

 

 手術の内容は、ピンでとめたり人工関節を入れたりします。

 

 先程も書きましたが、基本的に大腿骨頸部骨折は治りにくい障害です。

 

 なので、手術する事に必要があります、

 

 若者は状態によってピンでとめますが、高齢者は基本的に人工関節になる事が多いです。

 

 今回は大腿骨頸部骨折についてまとめました。

 

 ぜひ参考にしてみてください!

関節の靭帯や関節を包む関節包にはセンサーが付いている

 関節の靭帯や関節を包む関節包には、関節の位置や関節の動きを感知するセンサーが付いています。

 

 今回はその感覚のセンサーであるレセプターについてまとめます。

関節の靭帯や関節を包む関節包、皮膚にはセンサーが付いている!

 靭帯や関節包という関節の動きを制御する組織には関節位置、動き、痛みなどを感じるためのセンサーが付いています。

 

 もちろん、筋肉や皮膚にもそのセンサーが付いています。

 

 その関節の位置や動き、痛みなどを感じるセンサーをレセプター(受容器)と言います。

 

 例えば、自転車をこぐ動きやピアノのペダルを踏む動きなど、目で確認しなくても脚の感覚で動きができてしまいますよね?

 

 その脚の位置や動きを感知するセンサーがレセプターです。

 

 レセプターから受かった感覚を脳や神経が感じて、身体の制御が行われています。

 

 逆に言うと身体の位置を把握するセンサーが壊れてしまったり、鈍くなってしまったりすると身体の動きを身体が感知するのが大変になります。

レセプターは色々な組織にある

 レセプターは身体の色々な組織にあると言われています。

 

 そのレセプターは種類によって感じる、刺激や感覚、速度がちがいます。

レセプターは加齢によって機能が弱る

 レセプターは加齢によって感じる機能が弱くなると言われています。

 

 歳を取るとつまずきやすくなったり、転びやすくなるのはそのためです。

 

 加齢によって身体の位置を把握するためのレセプターが鈍くなり、脚をあげているつもりが上がっていなかったりして、つまずいてしまうのです。

 

 なので、靭帯の手術や人工関節の手術を受けた場合はレセプターの機能が弱くなるので違和感を感じる事になります。

 

 しかし、歩けないわけではありませんし、運動ができないわけでもありません。

 

 失ったレセプターの機能は、ほかのレセプターがその代わりをしてある程度は元通りの動きに戻る事ができます。

 

 なので、手術を受けた際には関節を曲げるトレーニングや筋トレだけではなく、関節のセンサーを鍛えるようなトレーニングも必要です。

温める、冷やす、電気をかける、機械による治療の目的をまとめてみる

 今回は温めたり、冷やしたり、電気をかけたりすることの目的や効果についてまとめます。

電気刺激の治療の目的

 筋肉に電気刺激を与えて、筋肉の収縮を促してマッサージ効果を促す。

 

 筋肉は体から電気の刺激が出て動いています。

 

 その仕組みをうまく生かして、外部からの電気刺激で筋肉を動かそうとするのが電気刺激治療のもくてきです。

 

 筋肉を電気刺激で動かす事でマッサージ効果が得られます。

 

 電気刺激の強度は体が電気刺激を感じる程度で良いとされています。

 

 また、電気刺激は一定の強さで行うよりも刺激の強さを変化させながら刺激を与えた場合の方が痛みの緩和に繋がるとされています。

温める治療の目的

 温める治療の目的は、温める事によって血管の拡張を促して血流を良くして、痛みの物質を取り除くことが目的。

 

 温める治療の目的は

 

  • 血管の拡張
  • 代謝の上昇
  • 循環の改善
  • 痛みの原因物質の除去

 

が目的です。

 

 また、温める方法によって身体のどの部分が温まるの違いがあります。

 

  • ホットパック→皮膚より1㎝程度の深さ
  • 極超短波→より深い所が温められる、人工関節の手術を受けた人は禁忌

 

の違いがあります。

冷やす治療の目的

 痛みがある部分を冷やすことで痛みを軽減させる目的。

 

 冷やす治療の目的は

 

  • 循環の抑制
  • 代謝の抑制
  • 神経の抑制
  • 痛みを感じる値を高くする

 

ことを目的に行います。

 

 冷やす治療は基本的に急性の外傷を負った時です。

 

 捻挫や骨折、打撲などをした時すぐにアイシングをすると効果的です。

 

 機械を使う治療は目的によって使い分けることが効果的なので、是非覚えておいてください。

成長期によく起こる、膝の痛みオスグッドについて

 今回は成長期の子供によく発症するオスグッドについてまとめます。

オスグッドってどんな疾患?

 成長期に膝関節の脛骨粗面という場所に、繰り返しストレスがかかってしまい、骨端軟骨に炎症、小さな骨端が発症してしまう疾患。

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  成長期の子供の上の画像の脛骨粗面という場所に、スポーツなどで過度なストレスがかかり続けると発症してしまう疾患です。

 

 子供の骨の端には成長するための軟骨、成長軟骨があります。

 

 成長軟骨の血流障害で、阻血性壊死を起こす疾患の総称を骨端症と言います。

 

 その中でも代表的な障害をオスグッドとと言います。

 

 ちなみにオスグッドの正式な名称はOshida-Schlatter病と言います。

オスグッドとの症状は?

 オスグッドとの症状は

 

  • 膝の下を押すと痛い
  • 運動する時に痛い
  • 膝の下が盛り上がっている

 

などの症状があります。

 

 オスグッドは成長と一緒に症状がなくなることが多いです。

 

 ですが、症状の度合い、重症度によってはスポーツのパフォーマンスにかなりの影響が出ます。

 

 さらに重症例では日常生活の中でも、強い痛みが出でしまい日常生活に支障をきたす場合があります。

 

 まれではありますが、大人になってからも痛みが残ったりする場合もあります。

 

 オスグッドを成長痛だから大丈夫だと思って軽く見ていると痛い目にあう可能性もあります。

オスグッドの治療は?

 オスグッドの治療は

 

  • アイシング
  • 太ももの前のストレッチ
  • 膝のお皿の動きを良くする
  • テーピング
  • サポーター
  • 骨盤、股関節の筋トレ
  • スポーツ動作を意識したトレーニング

 

などが治療です。

 

 オスグッドは基本的によっぽど重症でなければ、リハビリなどを行なって治療して行きます。

 

  まずは安静やアイシングで炎症を落ち着かせて、ストレッチなどで膝に負担がかかりにくくします。

 

 また、身体の使い方を修正して膝に強く負担がかからないようなトレーニングも必要です。

 

 子供の成長痛だと思って侮りがちですが、オスグッドはしっかりとしたリハビリが必要になりますので、覚え置いてください!