自由気ままなナベ日記

理学療法士が健康の事 日常の事を自由気ままに

呼吸の仕組み

 今回は呼吸は身体でどのように行われているかお話ししたいと思います。

呼吸の仕組み

 安静にしている時の呼吸は、息を吸う際は横隔膜で行われ、息を吐く時は肺や胸の弾力によって行われています。

 

 安静時は横隔膜が行う腹式呼吸がメインです。

 

 横隔膜が伸びたり、縮んだりする事によって肺や胸の中の圧力が変化して、空気が身体の中に入ったり、出たりします。

 

 風船をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

 

 空気が風船の中に入るには風船が膨らまなくてはいけません。

 

 風船は空気を取り込むために、膨らむ努力をしなければいけませんが、膨らんだ風船は栓をしなければ風船の弾力で勝手に空気が抜けてしまいます。

 

それと同じで、安静時の呼吸は横隔膜が広がり空気を取り入れる努力をし、肺や胸の弾力で空気を外に押し出すという仕組みで行われています。

 

 また、この呼吸方は大きなエネルギーを使わずに行えるのでとても効率が良いです。

 

 逆に運動時や肺の疾患を抱えている方は、胸や肺の柔軟性、弾性が失われてしまいます。

 

 なので、呼吸補助筋と言われる肩周りや胸周り、腹筋などの筋肉を使って呼吸をしなければいけないので、凄くエネルギーを使います。

 

 肺や胸の弾力が失われているので、吸う時だけではなく、吐く時も身体全身の筋肉を使って空気を外に押し出すので、吸う、吐く共にかなりのエネルギーを消費する事になります。

そのほかの仕組み

 

  • 呼吸のリズムは延髄、橋や脊髄というかなり原子的な場所で調節されている。
  • 呼吸は反射で、身体を守るための防御反応
  • 血の酸素の濃度も感知して、呼吸を調節している
  • 精神的な要因を含まれているので、神経が興奮すると呼吸に異常がでる。

 

 呼吸の仕組みをまとめてみました。自分達で出来る事は、胸の柔軟性を保つ事が重要なので胸のストレッチなどをやってみてください。

 

 また、呼吸によって自立神経も整うので緊張する場面では、深呼吸を行なってみると良いですよ。

 

ガングリオンって何?

 今回は関節付近にできる腫瘤、ガングリオンについてまとめます。

ガングリオンって何?

 ガングリオンとは発生原因が不明で、関節組織の粘液組織を伴った退行変性。

 

 ガングリオンは関節を包む袋、関節包付近にできる事が多い腫瘤です。

 

 ガングリオンは弾力がある丸い腫瘤として関節の近くにできます。

 

 関節包や靭帯とつながってできる事が多く、腫瘤の中にゼリー状の液体が入っています。

 

 原因は不明です。

 

 ガングリオンは押すと痛みがある場合が多いです。

 

 ガングリオンは周りと癒着がなく、結構動きます。

 

 ガングリオンの治療は注射で中の液体を抜き、その後にステロイドを入れる事が多いです。

 

 それでも強い痛み、容姿的に問題がある場合は手術によって摘出します。

 

 以上、ガングリオンについてでした。

膝の裏の腫れ、ベーカー嚢胞について

 今回は膝の裏が腫れてしまう、ベーカー嚢胞についてまとめます。

ベーカー嚢胞って何?

 ベーカー嚢胞は膝裏にできる滑液包が炎症で膨らんだ状態。

 

 ベーカー嚢胞はふくらはぎの筋肉とモモ裏の筋肉の間で関節を包む袋、滑液包が炎症で腫れてしまった状態と言います。

 

 関節とつながっている場合が多いので、引っ込んだり、出てきたりする場合が多い。

 

 50歳代以降の女性に多く発症すると言われています。

 

 変形性膝関節症など関節に炎症が起こる疾患に併発することが多いです。

 

 ベーカー嚢胞の特徴は

 

  • 卵大の大きさ
  • 動く
  • 痛みはない
  • 正座するときに邪魔をする

 

などの特徴があります。

 

 治療は関節とつながっている場合は、自然経過で治る場合があります。

 

 関節と繋がっていない場合は、注射でベーカー嚢胞の中の液体を抜いて、ステロイド剤を入れると治る事が多いです。

 

 治りにくい場合は摘出手術が適応になります。

 

 関節と繋がっていても手術する場合もあります。

 

 以上、ベーカー嚢胞についてでした!

正中神経マヒについて

 今回は正中神経マヒについてまとめます。

正中神経マヒって何?

 正中神経マヒは手の感覚異常と手の運動マヒが起こる疾患。

 

 正中神経は首からでる腕神経叢の一部です。

 

 正中神経は手の感覚と親指と小指でつまむ動作を支配しています。

 

 正中神経マヒの原因としては手首の障害(手根管症候群)、肘の骨折、切り傷、開放骨折などで神経に障害が起こる事によって起こります。

 

 手首で正中神経の障害を受けるのを低位麻痺と呼び、肘の所で正中神経が障害を受けるのを高位麻痺と言います。

 

 低位麻痺の症状は

 

  • 母指球が萎縮して猿手という手の変形を起こす
  • 手の感覚障害が起こる

 

 高位麻痺の症状は

 

  • 親指と人差し指が握れなくなる
  • 手を内側に返さなくなる

 

という障害が出ます。

 

正中神経マヒの治療は

 

  • 装具
  • 注射
  • リハビリ

 

などを行います。

 

 リハビリは

 

  • 手首のストレッチ
  • 肘のストレッチ

 

を行い神経の障害になっている部分を改善させます。

 

 以上、簡単ですが正中神経マヒについてでした。

 

変形性肘関節症について

 今回は変形性肘関節症についてまとめます。

変形性肘関節症ってどんな症状?

 変形肘関節症は肘の関節の外傷、使いすぎによる関節軟骨の摩耗で起こる疾患。

 

 変形肘関節症の原因は

 

  • 骨折、脱臼などの外傷
  • 関節炎
  • スポーツによる離断性骨軟骨炎
  • 肘の使いすぎに

 

よって起こります。

 

 職業では

 

  • 大工
  • チェーンソーなどを使う仕事
  • スポーツ選手

 

などの肘に負担がかかる職業の方に多いです。

 

 肘は体重がかかる関節ではないので、膝、股関節、背骨より変形の頻度は少なくなります。

 

 変形性肘関節症は

 

  • 軟骨の摩耗
  • 骨棘
  • 肘の軟骨がとれて遊離体になる

 

などが起こるとだんだん肘に負担がかかり、変形していきます。

 

 変形性肘関節の症状は

 

  • 肘の痛み
  • 肘関節が完全に伸びなくなる
  • だんだんと肘の曲げ伸ばしができなくなる
  • 肘を動かすと音がする
  • 肘の周りにある神経が刺激を受けて痺れなどがでる

 

などの症状が出ます。

変形性肘関節の治療は?

 変形性肘関節症の治療は

 

  • まずはリハビリ
  • 可動域制限が強い場合は手術

 

などが治療になります。

 

 予後はとても良いと言われています。

 

 また、進行も急激には起こりません。

 

 以上、変形性肘関節症についてでした!

セーバー病について

 今回は踵の痛み、障害のセーバー病についてまとめます。

セーバー病ってなに?

 セーバー病は成長期に起こる踵の障害。

 

 セーバー病は踵の骨端症です。

 

 骨端症とは成長期に骨の端っこに起こる血流障害による、阻血性骨壊死です。

 

 骨端症のほとんどは血行が悪い部分にストレスがかかりなると言われています。

 

 原因が不明の物が多いのが現状です。

 

 考えられる原因としては怪我、ホルモンバランスの崩れなどが考えられます。

 

 セーバー病はアキレス腱の付着部である踵の部分が繰り返し伸ばされるストレスがかかる事によって、軟骨が踵から剥がれてしまいます。

 

 そのため、剥がれた骨に血流が行かなくなり、阻血性骨壊死になってしまいます。

 

 セーバー病の特徴として、10歳くらいの男子に多く発症します。

 

 セーバー病の症状は

 

  • 踵の痛み
  • 腫れ

 

などの症状が出ます。

セーバー病の治療は?

 セーバー病の治療は

 

  • 安静
  • 踵の柔らかい靴を履く
  • リハビリ

 

などを行います。

 

 予後が良いのが特徴です。 

 

 リハビリは

 

  • ふくらはぎの柔軟性の改善
  • アキレス腱のストレッチ
  • 姿勢の改善
  • スポーツ動作の改善

 

などが行われます。

 

 成長期の骨端症は骨の成長に筋肉の長さが足りない事によって起こる事が多いです。

 

 なので、しっかりストレッチをして筋肉の付着部の骨にストレスがかからないようにする事が重要です。

 

 以上、セーバー病についてでした。

呼吸ってなんだ?

 生きるために絶対不可欠な呼吸についてお話しさせていただきます。

呼吸ってなんだ?

 呼吸は生きるために必要な酸素を取り入れ、二酸化炭素炭素を排出する機能です。

 

 呼吸で身体の中に取り入れた空気は、血液によって身体の組織に届けられます。組織が代謝から出る代謝物がまた、血液に乗せられて身体の外に放出されます。

 

 こんな事はみなさんは知っていると思います。しかし、呼吸は2種類あります。

 

  • 外呼吸
  • 内呼吸

 

の2種類あります。

 

 外呼吸は、肺の空気と血液の酸素の交換です。肺呼吸とも呼ばれています。

 

 内呼吸は、血液と身体の中の組織の酸素の交換です。組織呼吸とも呼ばれています。

運動と呼吸の役割

 運動は筋肉での内呼吸、肺で行われる外呼吸、そこに循環が加わって運動能力が決定します。

 

 運動能力を常に維持するためには、呼吸と循環がうまく機能しなければ身体の能力が、うまく発揮できないという事になります。

 

 運動には前にもお話ししましたが、ATPというエネルギーが必要です。

 

 ATPは、筋肉を使うためにとても重要なエネルギーです。

 

 なので、身体の中でATPを常に作らなければいけません。

 

 ATPを作るためには、 酸素を身体の中に取り込む必要があるので呼吸は絶対は必要です。

 

 酸素がうまく身体に取り入れられなくなると、無酸素運動になり、筋肉に乳酸が溜まり、身体が疲れるという現象がおこります。

 

 スポーツをうまくなりたいと思っている方や運動能力を向上させたいと思っている方は、筋力強化や持久力の強化が必要ですよね?

 

 筋力強化や持久力強化には、正しく呼吸が行われなければいけないという事です。

 

 身体を動かす、動かすためのエネルギーを使う、エネルギーを作るためのエネルギーを作る、生命維持をする、全てにおいて呼吸基本です。

 

 次回は呼吸の仕組みについてお話ししたいとおもいます。